R5年度社労士試験合格を勝ち取った方法

社労士試験

はじめまして。

R5年度社労士試験に合格したShinpuです。

合格率が6.4%の狭き門を本当に運よく合格ラインギリギリで通ることができました。
大手資格スクールの予想が想像以上に高かったため、試験までの1年よりも試験後から合格発表までの1月のほうが長く感じる日々を送っていました。10月4日に受験番号を見つけたときは喜びよりも安堵感が勝ったのはつい最近の出来事です。

難関国家資格を突破するにはそれなりの労力と時間、お金をかける必要があり、志しても誰しもができるものではないと思います。

私自身、家族の支えなしには合格の道のりまでの2年間、長く険しい道をひた走ることはできなかったと思っております。

そんな社労士試験を突破するにあたって、これから社労士試験合格を目指す方の糧に少しでもなれれば幸いと思いブログを立ち上げることとしました。

また、自分自身のやってきたことをこのタイミングで整理し、言語化するためにもスクール、使用教材、勉強方法、メンタルについて今後書いてみようと思います。

今回は、初更新ということもありざっとまとめたものを書いてきます。

私はR4年度試験にて選択社一が1点だったため不合格となり、R5年度試験にて雪辱を果たし2回目で合格することができました。

志した理由は、自分自身も普段から仲良くしている友達や知り合いも自分が置かれている労働に関する状況についてよくわかっていないことに気づいたからです。労働基準法という言葉は知っているけれども、その中身をしっかりわかっていない、また、度々ニュースでも取り上げられる年金についてもよくわかっていなかったので、自身が専門家になることによってその必要性、大事さを伝えていこうとしたのがきっかけです。

また、結婚や子の出産・育児とめまぐるしくライフステージが変化する20代後半において、これからどう生きればいいのだろう、家族を養っていくためにはどうすればいいのだろうと考えている中でであったのが社労士資格でした。司法書士・行政書士・弁護士などほかの資格も考えましたが、自分に合っていて問題意識ともマッチしているのが社労士だったのです。

2021年の4月から勉強をはじめました。
スクールはTACを選択しました。
初年度は、基礎からオプションまですべてがついた有名講師のコース選びました。

2021年4月-2021年8月
通勤中にテキストを一読し、講義を聴いたら基本問題集を解くだけ。

2021年9月-2022年4月
過去10、合格のツボを追加購入しました。
通勤時にテキストを予習、講義を聞いたらその部分のツボ問題と過去10をひたすら解く。
初年度はツボを3-4週ほどまわしました。
予習にはあまり時間を割かず、復習メインで行っていました。

2022年5月-7月
直前期のオプション講義と模試、過去10をメインで解いていきました。
TAC模試の時点で択一は29点だったと記憶しています。

2022年8月
過去10をひたすら解いていき、都度テキストに戻って確認をしていきました。また、科目別テストや答練、オプションの問題集を再度解きなおしました。
試験が近づくにあたってテキストに戻って確認する頻度が格段に増えていきました。すべての論点が集約されているテキストを最初からもっと有効に活用できていればと後悔・・・
お盆休みもフルで勉強に充てさせてもらったのでstudyplusの記録によると8月の勉強時間は120時間でした。

初年度の勉強時間は1日あたり、通勤の1.5時間、帰宅後の1‐2時間。
年末年始、GW、お盆休みをフルで勉強にあてました。
2021.4-2022.8までで1000時間位です。

結果は択一46点、選択28点でしたが社一で基準割れをし不合格でした。

R5年度は結果発表を受けて、10月から勉強を再開しました。

TACの上級本科生を受講しました。
また、追加で労働判例100選、月刊社労士の選択対策、計算問題の号を追加購入しました。

2022年10月-2023年4月
講義を聴き、復習には過去10をメインで利用しました。
また、乗り換えまでの区間だけ判例100選を1日2~3ページずつ読み進めていました。
このときはまだこの判例100選が本試験で力を発揮するとは思ってもいませんでした。

2023年5月-2023年6月
直前答練を受けつつ、過去10をメインに学習していました。
この時からテキストの割合を増やし、試験までにテキストを2~3回転行っていました。

2023年7月-2023年8月
TAC模試にて41点を獲得し、昨年よりも解けてるし基準点には達するだろうという謎の自信から、選択対策に力を入れていきました。
追加購入費をケチった2022年度用の合格のツボ選択と月刊社労士の選択をメインに狙われたくないところをひたすら解き続けました。
忘れない程度に過去10も緩めに並走。

勉強時間はR5年度は600時間ほどでした。

結果は選択35、択一46で無事に合格することができました。

振り返ってみると試験勉強の長い時間、いかにメンタルを維持するかが大事だと思います。
昨日聴いた講義の範囲ですら次の日には解けない、理解できない、基本問題は解けても過去問になった途端意味不明。。。
このような状況が毎日続き、嫌になります。投げ出そうかと何度思ったかわかりません。

私が勉強を続けるうえで参考にしたのは2つ。

1つ目は成長曲線が最後の1ヶ月でグッと伸びるという講師の言葉。
初年度の公開模試から本試験まで1ヶ月程しかありませんが確かに択一では合格ラインに上るところまでいくことができました。勉強途中ではわかりませんが本試験を目前にしたとき、点と点であったものいきなり線になり、面になっていく感覚がありました。
今まで曖昧だったものが突然「!!!わかった!!!」に変わる瞬間が来ます。
そのためには解けなくて、間違えたところに着ける付箋が爆増しても毎日毎日コツコツ継続することが非常に大事です。
Xで「社労士 試験」で何回検索したかわかりません笑

2つ目は根拠なく「絶対に受かるんだ」と心の中で唱えたり、書いたりすること。
家を出て駅までの道のりに上り坂があります。その坂を上るときに「絶対に受かってやる、一発合格!」と心の中で唱えていました。また、試験後に受かって喜んでいる姿を常に妄想していました。
また、簡単に書いていた日記の最後に必ず一発合格。と毎日書き記していました。
初年度は落ちてしまいましたが、メンタルを維持するためには非常に有効だったと思っています。自分のキャリア、将来の自分を想像することによって今苦しくても必ず成し遂げることができると思うことがとても大事になってきます。

このような2年間を過ごし、1600時間の勉強で合格をすることができました。

大雑把にしか書き記せていませんが今後の受験生のためになればいいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました