こんにちわ。Shinpuです。
今回は選択対策について少し書いてみたいと思います。
社労士試験の選択では、各科目から5問出題されそのうち3問を正解する必要があります。
総合得点が合格基準を上回っていたとしても3点を下回る科目が1つでもあれば不合格となってしまいます。
下記のように3点を下回った場合でも基準を満たせば救済が行われ、2点や1点(本当に特例)でもOKとなる場合があります。
各科目の合格基準点(選択式3点、択一式4点)以上の受験者の占める割合が5割に満
厚生労働省「社会保険労務士試験の合格基準の考え方について」
たない場合は、合格基準点を引き下げ補正する。
ただし、次の場合は、試験の水準維持を考慮し、原則として引き下げを行わないことと
する。
ⅰ) 引き下げ補正した合格基準点以上の受験者の占める割合が7割以上の場合
ⅱ) 引き下げ補正した合格基準点が、選択式で0点、択一式で2点以下となる場合
補正基準についてはややこしいためまたの機会で・・・
さて、選択対策についてですがどこから出るかとても範囲が広く厄介なのが、労働一般と社会一般常識といえます。
私も1年目は社一の選択が1点だったため涙を飲みました。
法令の中から出ることもあれば白書統計から出題されることもあります。また、今後の社会保険に関する改正なども踏まえて世間が注目する内容から出題されることもあります。
一度新聞に載った内容からそれに近い問題が出題されたとか・・・
簡単な問題でも難しい問題でも1点は1点。
この1点をもぎ取るために、新聞を読み社会保険労務に関するニュースを把握することが非常に重要になってきます。
そのため、私は普段から契約している日経新聞を読むことを心がけていました。
株式投資などに興味もあるため色んな記事に目を通したい所でしたが試験期間はタイトル見出しだけに目を通し、記事を読むのは試験に関係しそうなところだけにしました。
R5年度の試験で例えると育休に関する改正が非常に注目されていました。
産後パパ育休が導入されたりと男性が育児に関与することの大事性が色々なメディアで毎日のように取り上げられていました。育休取得率が何%だったり、これからどのように制度を拡大していくのかなどです。
その中から白書統計科目でも言及されている数字などは意識的に憶えたりしていくことが大事になってきます。
細部まで意識するよりかは重要なキーワードに目を通しておくことによってもし出題されたときに20問のうちの選択肢からこれだ!というものを当日に選ぶことができるようになってきます。
もしくは、このキーワードは絶対にないと絞ることができるかもしれません。
どこから出題されるかわからない選択問題に対応するためにも、新聞をはじめとしたメディア動向をぜひチェックしてみてください。
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