【社労士試験合格その後】事務指定講習

こんにちわ。Shinpuです。

前回の投稿から結構な日数が空いてしまいました。週3回ほどの更新を志すも時間を捻出するのは難しく、1日の終わりに貴重な時間を15分ほど文章作成に費やす優先順位が下がってしまった次第です。

こまめに更新していきたい。宣言したところで続かないから決意は延べません。

さて、今回は事務指定講習について書いてみます。

事務指定講習とは、

社会保険労務士試験に合格された方は、社会保険労務士となるための資格要件として、所定の実務経験が必要とされます。

この講習は、社会保険労務士法第3条第1項(資格)の規定に基づき、社労士となるための資格として、国家試験合格等に加え、「労働社会保険諸法令事務について2年以上の実務経験」又は「厚生労働大臣がこれと同等以上の経験を有すると認めるもの」が要件とされていることに伴い、当連合会が厚生労働大臣の認定を受けて「2年以上の実務経験」に代わる資格要件を満たすために実施するものです。

したがって、この講習の修了者は「2年以上の実務経験」と同等以上の経験を有するものと認められ、社会保険労務士法第14条の2に規定する社会保険労務士の登録を受けることができます。

https://www.shakaihokenroumushi.jp/qualification/tabid/229/Default.aspx

実務経験が2年に満たない人が講習を修了することで実務経験同等の資格を得ることができるものです。

社労士として登録するには2年の実務経験が必要であり、これを代用する制度になります。

令和5年度の試験に合格しましたが、実務経験がないため登録するには、どこかの事務所などで実務経験を積むかこの講習の受けるかの選択になります。この度、時間を買う意味でも事務指定講習を受講することとしました。

費用が77,000円と決して安くはないです・・・

その内容は①通信指導課程と、②eラーニング講習になります。

通信指導課程は2月1日から始まり5月末まで。eラーニングは6月1日から7月末辺りにかけておこなわれ、それぞれ課題を解いたりします。

このたび通信指導課程を1月ほどでやり終えることができました。4か月あるものを1月で行ったので毎日30分くらい捻出すれば終えることができる分量です。

課題は適用編と給付編に分かれています。

適用編では株式会社ストーンフィールド不動産という実習用の会社が企業から倒産まで一連の過程を通じて必要な手続きを行っていくこととなります。

この会社、令和5年に設立してから令和6年の間に企業→支店設置→倒産と事業拡大を順調にしつつ短期間で潰れてしまうのですが、労働保険や社会保険関連の手続きを終えるために色んな事が起きるので経営者の方は大変だなーとか思いながら望むことになります。物語として見ると波乱万丈すぎておかしくなってきます笑

給付編では株式会社オステリアニシモトという飲食の会社が会社運営中に起こる労働保険、社会保険給付に関する手続きを行っていきます。こちらも短期間に色んな事例が起こるので経営者のかたは毎日心労を抱えながら運営してるんだろうなと同情してしまう事でしょう。

このように二つの会社を通じて社会保険労務士として事務を代行していくことになります。実務経験が全くないと社労士試験合格のための勉強内容が座学による知識に過ぎないですが、やってみることによってリアルに社労士の実務について学ぶことができます。(色んなケースがあるので実際に携わられてる方の足元にも及びませんが)

これらの課題を提出し、現在添削が帰ってくるのを待っている状態です。

今回は事務指定講習について、通信指導課程について書きました。今後は帰ってきた添削やeラーニングについても書きたいと思います。

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