社労士試験に合格したShinpuです。
今回は社労士試験に合格するにはどのように学べばいいのかを考えてみたいと思います。
「合格」というゴールは一つですが、そこに至るまでの過程は千差万別です。
私は初年度も合格年も資格スクールの大手であるTACの通信講座を受講しました。
みなさんもこれから試験勉強を始めるにあたって大いに悩まれるのが一人で勉強するか、資格スクールに申し込むか、勉強方法だと思います。
いろんな方の合格体験記やXへの投稿を見ても一長一短があり必ずこうだ!とはいえないのが現実です。
では、独学と資格スクールのメリット・デメリットを比較してみましょう。
独学のメリット
- 金銭的に安い
- 自分のペースで進めることができる
- 好きな教材を組み合わせることができる
独学のデメリット
- 基礎知識がないと難しく理解に時間がかかる
- 周囲との比較ができない
資格スクールのメリット
- 合格のための最短コースを導いてくれる
- わからないところをすぐに聞ける
- 周囲とのレベルを比較することができる
資格スクールのデメリット
- 金銭的な負担が大きい
- 教材や担当講師が合わないことがある
このようにどちらにも良いところと悪いところがあります。
独学のメリットとして大きいのは金銭面だと思います。テキストや問題集を揃えるだけで最低限始められるのはとても魅力的だと言えます。
半面、すべてを自分で管理しなければならず、わからないところも自分で探して解決する必要があります。
全くの法律初心者が独学で始めるのは非常に骨が折れるでしょう。特に年金制度に関しては幾たびも法改正が行われいろいろな特別措置があり、似た用語も多いためわからないままになってしまうこともありえます。
私自身、基礎講座と本講座、補講まで受けて初めて年金について理解できるようになりました。
資格スクールのいいところは蓄積されたノウハウを駆使して合格まで導いてくれるところです。
最低限これをやっておけばいいというのがコースに含まれています。わからないところも先生に都度聞けることは非常に大きいです。
講義においても一人ではテキストの意味が分からないところでもわかりやすく説明してくれるので理解していくには人から教わるのが早いでしょう。
デメリットとしては何よりもお金がかかることです。
オンライン専門の講座でも10万円くらい。大手だと20~30万くらいします。
筆者はどう考えて資格講座を選んだか。
読者にとっては数々の比較サイトやブログを読んできたとおもいます。
そこでなかなか書かれていないのは、アフィリエイトが目的であって「では、あなたはどうしたの?」が欠けてることだといえます。
私自身は社労士を目指すにあたって、迷わず資格スクールを選択しました。
大きな理由としては、試験に合格しさえすればその分の受講費は将来にわたってペイすることができると考えたからです。誰しもがうまくいくとは言えませんが独立開業で年収大幅アップの可能性があり、勤務しても日本社会全般で見ると年収がそこまで低くないことを考慮すると、受かりさえすればその分プラスになるからです。
また、法律に関する知識が皆無の状態から合格までたどり着くには独学だと何年かかるかわからない、途中で完全に挫折してしまう可能性があるのも理由です。
資格スクールに通わなければ2年で合格することなど到底不可能だったでしょう。
このような理由から私は資格スクールに通い勉強を進めました。
どのような資格スクールに通い、どういうコースにするのかについてはまたの機会に書きたいと思います。
ありがとうございました。
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